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新年明けましておめでとうございます。昨年はきびしい年でしたが、今年は少しでも明るい話題が増えることを期待しています。今年もよろしくお願いいたします。私は寝正月でしたが、みなさんはどのように過ごされましたか。
三が日は焼酎三昧の日々。そのなかで、長期貯蔵には向かないといわれているいも焼酎が、年月を経ても味わいが変わらないどころか、熟成感あふれる風味になっていたのは一大発見でした。私が飲んだのは2004年仕込みと2001年仕込みのいも焼酎です。いもの香りが落ち着いて、米麹の香りが前面に出ていると思っていましたが、意外や意外、いもの風味がしっかり残っていました。 昨年の11月に開催しました「焼酎楽園感謝祭」(於いて赤坂まるしげ夢葉家)には、50本余りの本格焼酎・泡盛を出しました。そのなかに、開封したまま12年保存していた「一どん」がありました。香りも味わいもしっかり残っており、参加されたみなさんが驚いていたのを思い出しました。しっかりと黄麹造りの特徴を残していました。さすが宿里利幸さんの仕込んだ酒と感心しました。 「一どん」に続く正月の経験は、これまでの常識を破るものです。最初の仕込みがしっかりしていれば、酒質が崩れることはないということです。 本格焼酎・泡盛には昨年の8月ごろから少しずつではありますが、回復傾向が見られます。ただ今のところ、原料別のトップブランドに限定されています。焼酎ブームを牽引してきた風土に密着した酒には、まだそれほど大きな回復のきざしは見られないようです。ブームの中で消費者に評価されたのは、その酒質です。 長期貯蔵にも崩れない酒質こそが、大切なのではないかと考えさせられた正月でした。トップブランドだけでなく、風土のにおいを持った地の酒の回復がないと、本当の意味での本格焼酎・泡盛の回復とはいえません。今年がそのような年になるように、私も務めたいと思っています。
by shochu-rakuen
| 2012-01-06 18:43
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