カテゴリ
以前の記事
2013年 07月 2013年 06月 2013年 05月 2013年 03月 2013年 02月 2013年 01月 2012年 12月 2012年 11月 2012年 10月 2012年 09月 2012年 08月 2012年 07月 2012年 06月 2012年 05月 2012年 04月 2012年 03月 2012年 02月 2012年 01月 2011年 12月 2011年 11月 2011年 10月 2011年 09月 2011年 08月 2011年 07月 2011年 06月 2011年 05月 2011年 04月 2011年 03月 2011年 02月 2011年 01月 2010年 12月 2010年 11月 2010年 10月 2010年 09月 2010年 08月 2010年 07月 2010年 06月 2010年 05月 2010年 04月 2010年 03月 2010年 02月 2010年 01月 2009年 12月 2009年 11月 2009年 10月 最新の記事
最新のトラックバック
フォロー中のブログ
検索
その他のジャンル
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
1
2月27日(土)に開催する『焼酎楽園』シンポジウム「いも焼酎の飛躍へ向けて」まで6日となりました。シンポジウムには、沖縄から関東までの焼酎・泡盛蔵や九州から北海道の酒販店のみなさんが参加されます。講師やパネリストのみなさんも当日に向けて着々と準備を進めています。
懇親会では「宮崎焼酎オールスターズ」による演奏や歌も披露される予定で、楽しい会になります。懇親会につきましては、ほぼ定員に達しました。シンポジウムは現在、席が若干残っています。参加希望の方は、至急お申し込みください。 講演では、鹿児島県(大海酒造協業組合・大牟禮良行さん)、宮崎県(黒木本店・黒木敏之さん)の造り手からめざすものを話していただきます。また、若き造り手3人と本格焼酎を発掘・発信してきた小瀬戸祐二さんによるパネルディスカッションでは、「いも焼酎の現状を突破する手がかり」について討論します。 ブームの終焉は、かつての赤ワインや大吟醸のように急激な需要の減退をもたらしてはいません。しかし、いも焼酎ファンが定着するいっぽう、新しい愛飲者層を十分に獲得しているとはいえません。 いも焼酎のさらなる普及に向けて何をなすべきかのきっかけが明らかになれば、と考えています。関心のある人の参加をお待ちしています。 ▲
by shochu-rakuen
| 2011-02-21 12:32
| イベントごと
平成22年1月~12月の本格焼酎・泡盛の課税移出数量が発表されました。それによると、本格焼酎・泡盛の課税移出数量は対前年比94%と減少が続いています。原料別に見ますと、いも焼酎96.1%、麦95.4%、米焼酎92.8%、泡盛95.6%とすべての原料で減少しています。
県別に見ますと、主産地の九州では福岡県(103.8%)と佐賀県(112.8%)だけが、対前年比100%を越えています。対前年比95%を切ったのは、熊本県(92.4%)、大分県(94.4%)、鹿児島県(93.6%)。熊本県の米焼酎が94.2%、大分県の麦焼酎が94.4%、鹿児島県のいも焼酎が92.9%と、米焼酎、麦焼酎、いも焼酎の代表的産地が減少しているのが気になります。 鹿児島県の課税移出数量は13万7963.5キロリットルでトップ、2位の宮崎県を約3万4000キロリットル上回っているのは、さすが焼酎王国です。しかし、宮崎県のいも焼酎の課税移出数量は100.2%と伸びています。「黒霧島」の影響ではないかと思われます。 かつては本格焼酎を造っていない県もありましたが、現在では全都道府県で造られています。米焼酎は宮城県、沖縄県を除く全都道府県、麦焼酎は37都道府県で造られています。意外なのはいも焼酎で34都道府県で造られていることです。 各県の課税移出数量を見ますと、京都府が5800キロリットルと佐賀県、長崎県より多いのに驚きます。宝酒造の存在が大きいのでしょう。そのほかにも、千葉県、大阪府、愛知県、高知県が1000キロリットルを越える課税移出数量があります。ちなみにいちばん少ないのは神奈川県です。 各都道府県の状況を見ますと、本格焼酎が定着したことがわかります。主産地の九州・沖縄県、伊豆諸島以外で造られる焼酎を飲んでいる消費者は、地元の人たちなのでしょうか。 ▲
by shochu-rakuen
| 2011-02-16 17:19
| データから
本格焼酎・泡盛だけでなくすべてのお酒には、酒税という税金がかかります。国がどれぐらいの酒税を徴収できると考えているのかは、各酒類の動向を知るひとつの参考になります。日本には酒造法がないので、酒税法が国の酒類に関する考え方を示すものになっています。
財務省主税局の平成23年度「租税及び印紙収入予算の説明」によると、平成23年度の酒税収入予算額は1兆3480億円。前年度予算1兆3830億円に比べて350億円(2.5%減)の減収を見込んでいます。 酒類ごとに見ますと、税額ベースで清酒が640億円で前年の690億円に対して50億円(7.2%)の減、焼酎(本格焼酎・泡盛と甲類焼酎を合わせたもの)が2160億円で前年の2430億円に対して270億円(11.1%)の減、ビールは6050億円で前年の6220億円に対して170億円(2.7%)の減と見込んでいます。本格焼酎・泡盛の出荷が大幅に減少するという前提に立っています。 一方、増収を見込んでいるのは、ウイスキーなどの420億円で前年の350億円に対して70億円の増、その他の4210億円で前年の4140億円に対して70億円の増となっています。 酒税とは「アルコール1度以上の飲料に課税される国税(流通税)、間接税」のことです。「製造場から出荷した酒類や輸入した酒類の数量」に一定の税率を掛けて計算されます。製造場から製造場へ移動した酒類の場合は、移動元の製造場ではなく酒類を出荷した移動先の製造場に課税されます。これが「未納税移出」といわれるものです。「ノンアルコールビール」にはアルコールが含まれていません。酒税がかからないのに「第3のビール」より価格が高いのは、腑に落ちません。 酒税は、アルコールの種類やアルコール度数によって変わってきます。現在、酒類は、発泡性酒類(ビールや発泡酒など)、醸造酒類(清酒や果実酒など)、蒸留酒類(本格焼酎・泡盛や甲類焼酎、ウイスキー、スピリッツなど)、混成酒類(みりんやリキュールなど)に分かれています。 酒税の歴史は古く、室町時代ごろからあったといわれています。明治時代、日清戦争後の財政難対策や日露戦争の軍事費調達のための財源として、酒税の課税があったことはよく知られています。かつては財源のなかで大きなウエイトをしめていましたが、現在では、一般財源に占める酒税の割合は4%以下になっています。財政に占める酒税の位置がかつてとは大きく変わったことがわかります。 ▲
by shochu-rakuen
| 2011-02-08 17:28
| データから
1 |
ファン申請 |
||